不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> 社会人歴3年目から考える住宅購入

「みんな買ったらいいのに。オススメって思います」と語るOさんが、漠然と購入を考え始めたのは社会人3年目の25歳の時。「家賃がもったいないし、クライアントに不動産関係が多く、もともと興味があったんです」。当時住んでいたのは約25m²で家賃は9万6000円。「もう少しプラスすればもっと広い部屋に住めると思いました」。購入したのは都心の築4年の中古マンション。毎月の住居費は11万7000円と約2万円負担は増えたが、広さは倍以上。「窓が大きく、開放感があるのが気に入っています」
26歳で我が城を手に入れたOさんだが、「一生の買い物」「清水の舞台から飛び降りる」的な気負いはない。「もし転勤になったら貸すのもアリだし、結婚したら売ればいい。もちろん購入前には、同じ物件で同程度の広さなら家賃はいくらか調べました。合理的に考えたら買ったほうがいいと思っただけなんです」

購入後は友人を呼んで料理を振る舞う機会が増えたとか
物件価格/
3500万円
月支払額/
9万7000円
頭金/200万円
諸費用/100万円
ローン/3300万円を変動型0.75%で35年返済
管理費/1万5000円
修繕積立金/5000円
間取り/1LDK(57m²)
若いうちに家を購入すると、実はいろいろおトクなことが…。今回は5つのメリット教えます。
住宅ローンは長期で組むほうが月々の返済は軽くて済む。35年のローンなら月々のローン負担は下の表のように軽くなる。しかしこの35年ローン、40歳で組むと完済するには75歳。定年後も払い続ける計算になる。その点、26歳で組めばローンを返し終えるのは61歳で現実的だ。
返済期間が長いと毎月負担額は軽くなる
【2000万円借りた場合】

※全期間固定金利方式の場合。ボーナス時加算なし

若いうちに買うなら、共働きのうちに繰り上げ返済(月々のローンとは別にまとまったお金を返すことで、返済期間を短くしたり、毎月返済額を減らせる)がどんどんできる。さらに子どもが生まれても、まだ小さいころは教育費がさほどかからないため、繰り上げ返済が頑張れるはずだ。
就学前や小学生のときは教育費が少ない

繰り上げ返済って?
◆繰り上げ返済の仕組み(元利均等返済の場合)
※繰り上げ返済のお金は元金の返済に充てられるので利息がぐっと減る。返済期間短縮(右図)と、毎月返済額軽減か選べるが、前者のほうがオトク。


まだ独身。結婚したり転職したら家はどうするの?
資産価値重視の物件選びと繰り上げ返済でリスク回避
確かに若いうちは先々のことが分かりにくい。それならOさんのように20代で購入する物件は、都心や駅近くなど利便性が高い立地の物件を選び、いざというときには賃貸にまわしたり、買い替える方法もある。「売ってもローンが残る」という事態を避けるため、積極的に繰り上げ返済をして、ローンを早く返しておくことも重要だ。
「子どものころから不景気な」20代に対し、親世代は今も現役が多く、しかも収入が右肩上がりに伸びてきた最後の世代。それなら援助をしてもらっては? 実際に購入者の4人に1人が贈与を受けているデータもある。みんながもらっている平均贈与額は779万円だ。(※1)
しかも今年は1110万円まではもらっても贈与税がゼロ円となる特例がある。さらに、相続時精算課税という制度を利用すれば3500万円までもらっても、贈与税がかからない。(※2)
親から援助してもらうと税金もお得だ
【1000万円をもらった場合】

※1 2010年新築マンション購入者アンケート リクルート調べ
※2 詳しくは巻末のマイホームガイドをご覧ください。
もちろん頭金をもっと貯めてから、という考え方もあるけれど、ローンを組むと自ずと家計が引き締まるもの。特に夫婦共働きの場合「夫婦別会計で家賃等を折半したら、あとはそれぞれのお小遣い」状態になっていることも多い。それなら先に家を買い、繰り上げ返済を目指して貯蓄するのも手。
買ってよかったことの上位に「節約できる」

※2010年リクルート調べ。子どもが小学生未満のファミリーに調査
人生の三大出費は「住宅ローン」「教育費」「老後資金」。若いうちに買えば、定年前にローンを完済でき、初期に繰り上げ返済で返済期間を短くすれば、教育費のピークとずらすこともできる。逆にいえば、住宅購入を遅くすると教育費と重なり、老後資金を貯められなくなるというわけだ。
20代で買うと、三大出費を分散できる

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